📓 血圧の記録を長く続けるなら、
ノートが便利

印刷の記録表との使い分け、高齢の方にノートが向いている理由、
70歳代の母が5年使い続けているノートを紹介します。

血圧を毎日記録していると、だんだん紙の管理が気になってきます。最初は印刷した記録表で十分ですが、半年、1年と続けるうちに「あの時の数値はどうだったかな」と振り返りたくなる場面が増えてきます。

当サイトでもA4で2週間分まとめられる血圧記録表を無料で配布していて、これは医師に見せる時にとても便利です。ただ、毎日コツコツ続けるとなると、別のアプローチもあります。それが市販の血圧記録用ノート(血圧手帳)です。

📋 紙の記録表とノートの使い分け

短期間の記録、たとえば「2週間後の診察に持っていく」「薬が変わったので様子を見たい」といった目的なら、印刷した記録表で十分です。1ページにまとまっていて、医師にもすぐ渡せます。

一方で、毎日続けて何ヶ月、何年と記録していくとなると、印刷した紙が何十枚と溜まっていきます。クリップで留めても、ファイルにまとめても、毎日触っているうちに紙の角がめくれ上がってきたり、どこかに紛れたり、順番が分からなくなったりします。

母(70歳代)にも、最初の頃は当サイトで配布しているのと同じA4の記録表を両面印刷して、5枚ずつまとめて渡していました。1枚で2週間分なので、両面で5枚あれば数ヶ月はもつ計算です。ただ、しばらくするとテーブルの上に紙が重なっていって、母も「どれが今週のだったかしら」と探すことが増えてきました。私が帰省するたびに新しい紙を補充するのも、地味に手間でした。

ノートにすると、すべての記録が1冊にまとまります。表紙があるので汚れにくく、ページが順番に並んでいるので過去の数値を遡るのも簡単です。「2ヶ月前の同じ時期はこれくらいだったね」と医師と話す時にも、該当ページを開くだけで済みます。

💡 使い分けの目安

まず診察用に記録を残したい → 印刷の記録表(当サイトの無料PDFが便利)
半年〜1年以上、継続して記録したい → 市販の血圧ノート

👴 高齢の方にノートが向いている理由

ノート、特に血圧記録専用に作られたものには、高齢の方にとってありがたい工夫がいくつもあります。

  • 印刷の手間がいらない。プリンターを使い慣れていない方にとって、用紙切れやインク交換は意外と高いハードルです。最初に1冊買えば、半年から1年は使えるので、補充の心配も減ります。
  • 罫線が血圧記録用に最適化されている。日付・時刻・上下の血圧・脈拍といった欄があらかじめ印刷されているので、「どこに何を書くか」を毎回考えなくて済みます。罫線が太く、文字を書くマス目が広いものを選ぶと、目が疲れやすい方でも書きやすいです。
  • 本棚やテーブルの隅に立てて置ける。表紙がしっかりしているので、血圧計のすぐ横に置いておけば、測ったらすぐ書く、という流れが自然に作れます。
  • 診察に持参しやすい。コンパクトなサイズなら、バッグに入れて持ち歩くのも負担になりません。

🔍 ノートを選ぶ時に見ておきたい点

血圧記録ノートはいくつかの種類が市販されています。選ぶ時に確認しておきたいのは、次のような点です。

① 1冊で何ヶ月分記録できるか

半年〜1年使えるものが目安です。短すぎるとすぐ買い替えが必要になります。

② 文字や罫線の大きさ

年配の方が書き込むなら、1行の高さが1cm以上あるものがおすすめです。ページ全体がぎっしり詰まっていない、余白のあるレイアウトのほうが見やすいです。

③ メモ欄の有無

「今日は早起きだった」「散歩した」といった一言を残せると、後から数値の変化を理解しやすくなります。

④ サイズ

A6〜B6くらいのコンパクトなものが、机の上でも邪魔にならず、診察にも持ちやすいサイズです。


📓 母が実際に使っているノート

このサイトは、母(70歳代)の血圧計選びをきっかけに立ち上げたものです。母は5年ほど前から毎日の血圧を記録しています(運営者について →)。

その間にいくつかのノートを試してきましたが、最近落ち着いているのが下のノートです。

血圧手帳(ブレンシェリ)の外観画像

血圧手帳(ブレンシェリ)

朝夜2回の計測欄・脈拍・酸素濃度記録欄つき。サイズは128mm × 190mmで、B6判よりひとまわり大きいくらい。母の場合、これより大きいと机の上で邪魔に感じ、これより小さいと書く欄が窮屈に感じるそうで、ちょうどいい大きさだと言っています。

1ページに朝晩7日分(1週間)が収まる構成で、1冊で224日分記録できます。毎日記録する方なら2冊で1年以上はカバーできるので、まとめて2冊買っておくのが現実的です。

脈拍に加えて酸素濃度の記録欄もあるので、パルスオキシメーターも併用している方には特に向いています。

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🌱 まずは記録表から、慣れてきたらノートへ

いきなりノートを買わなくても、まずは当サイトの記録表を試してみるのもひとつの方法です。書き方や続け方の感覚をつかんでから、長く続きそうだと感じたタイミングでノートに移行する。そんな流れも自然だと思います。

毎日の数値を残しておくことは、ご自身の健康のためでもあり、ご家族や医師との大切な情報共有でもあります。続けやすい方法を見つけることが、何より一番です。

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公開日:2026年5月10日|最終更新日:
執筆:かんたん血圧ナビ運営者(家庭での血圧測定歴 約5年)

この記事は、運営者自身の母(70歳代)の記録経験に基づいて執筆しています。 詳しい運営者プロフィールは こちら からご覧いただけます。